ショッピングカートのSEO
このページではピクトモバイルのSEO対策について説明します。お店の成功はSEO対策にかかっています。
SEOの様々な面
Google攻略
2010年夏にYahooがGoogleの検索エンジンを採用したことから、SEOはグーグル対策一本化となりました。「グーグルは神だ!」という人がいます。確かに、ネットの世界で成功するにはグーグルの定めた指針を考慮に入れなければなりません。しかも、グーグルの声明文を読みますと、ところどころに「不正」、「非道徳的」といった言葉が使われています。しかし、グーグルの定めた基準に反しても罪でも犯罪でもありません。グーグルは神でも政府でもないからです。
とはいえ、グーグルの基準に反してインデックスから削除されるなら大変です。そのサイトは存在しないと同じになってしまうからです。
それで、まず、グーグルの定めた指針を良く理解することから始めましょう。そして、できるだけ誤った推論や恐れを排除しながら、グーグル攻略法を考えて行きましょう。
ピクトモバイルのSEO対策!
ピクトモバイルのSEO対策について一通りの知識を得ておきましょう。そして、サイトの管理者としてできることを理解しておきましょう。
SEO対策、すなわちGoogle対策は、Googleと相性の良いサイトを作ることにほかなりません。したがって、まず、Googleが述べている相性の良いサイトの条件を知る必要があります。それから、ショッピングカートをそれに合わせてカスタマズする必要があります。では、Googleと相性の良いサイトの条件は何ですか?お店の管理者には何が求められますか?
《Googleの指針》
Googleが述べる相性の良いサイトの条件は何ですか?
Googleが指摘している相性の良いサイトの条件として次の5つは大切です。
- キーワード
- サイトマップ
- 正規化(canonical)
- 携帯SEOの注意点
- 自然なリンク
- 常時SSLの導入
Googleの言葉を直接引用しながら、これらのSEO対策について一つ一つ考えて見ましょう。
《キーワード》
SEOで最も基本的なことは何ですか?
SEOの最も基本的なことは「キーワード」であることに間違いありません。そして、これはこれからも変わることがないことでしょう。
Googleの言葉を引用します。
『ユーザーがあなたのサイトを検索するときに入力する可能性の高いキーワードをサイトに含めるようにします。
重要な名前、コンテンツ、リンクを表示するときは、画像の代わりにテキストを使用します。Google のクローラでは、画像に含まれるテキストは認識されません。テキストコンテンツの代わりに画像を使用する必要がある場合は、ALT 属性を使用して簡単な説明テキストを組み込みます。
title タグの要素と alt 属性の説明をわかりやすく正確なものにします。』(⇒キーワード)
それで、ピクトモバイルでは、お店のタイトルや商品名がキーワードとしてサイトに自動で埋め込まれれるようになっています。詳しくは、SEOの基本をご覧ください。
《サイトマップ》
動的なページの弱点は何ですか?
動的なページの弱点はクローラで見つけ難いという点にあります。しかし、これはサイトマップにより克服できます。
Googleの言葉を引用します。
『サイトマップは、検出が難しいサイトのページの情報を Google に提供する手段です。
モバイルサイトマップで使用するサイトマッププロトコルには、 タグとネームスペースを追加する必要があります。モバイルサイトマップの形式が変更されていますので、できるだけ早くモバイルサイトマップを次の形式に更新することをおすすめします。
動的なページ(URL に「?」が含まれているページなど)を使用する場合、検索エンジンのスパイダーによっては、静的なページと同じようにはクロールされない場合があります。パラメータを短くしたり、パラメータの数を少なくしたりすると、クローラで見つけやすくなります。』(⇒サイトマップ ⇒モバイルサイトマップ)
それで、ピクトモバイルでは、自動でサイトマップを生成できる機能を標準で搭載しています。モバイルサイトマップも生成できます。詳しくは、サイトマップの活用法をご覧ください。
《正規化(canonical)》
動的なページの弱点を克服するもう一つの方法は何ですか?
動的なページのもう一つの弱点は異なるURL(クエリー)の重複したページが無限に生成できるということで、これは検索エンジンの苦手なものです。しかし、検索エンジンではcanonicalという機能をサポートするようになりました。
Googleの言葉を引用します。
『canonical ページとは、複数の類似した内容のページの中で優先されるページです。
多くのサイトでは同じ製品を紹介するページなど、内容が重複するページが複数存在します。たとえば、あるページでは製品一覧がアルファベット順で表記されているのに対し、別のページでは同じ製品を値段または評価の順番で記載している場合などです。
内容の重複が Google によって検知された場合は、インデックスに登録され、検索結果として表示されるページは重複のページの 1 つのみである可能性があります。Google のアルゴリズムは、ユーザーの検索クエリを元に最適なページのみを表示します。リンク要素と属性を追加することで、サイト所有者は重複ページのリストと、その中で最も重要な情報が含まれ、優先されるページを Google に通知することができます。このページは、検索結果上でも優先表示するようにリクエストされます。』(⇒正規化(canonical))
それで、ピクトモバイルでは、正規化(canonical)を活用する機能を搭載しました。詳しくは、正規化(canonical)をご覧ください。
《携帯SEOの注意点》
携帯SEOで注意すべき点は何ですか?
Google のモバイル クロールでコンテンツがクロールされるようにするためにGoogleが勧めていることに注意しなければなりません。クローラーのUserAgent、携帯ページのDTD、PCサイトからモバイルサイトへのリダイレクト、などが上げられます。
Googleの言葉を引用します。
『Google のモバイル クロールは携帯端末であることを装ってサイトにアクセスするため、サイトで携帯端末を検出する方法を採用していれば、その方法により Google のモバイル クロールが検出されます。
Google のモバイル クロールでは、「Googlebot-Mobile」という文字列を含む user-agent ヘッダーが送信されます。』(⇒Google のモバイル クロールで・・・)
『Googleはユーザーエージェント情報を予告なく変更することがありますので、ユーザーエージェントが“Googlebot-Mobile”という部分文字列にマッチするかどうかのみで判断してください。・・・・
この判定はさまざまな情報に基づき行われますが、DTD(文書型定義)宣言もその1つです。・・・・
デスクトップからの検索に対してモバイル版のページが出現してしまう、あるいは逆に、モバイル検索でデスクトップ版のページが出てきてしまうという問題があります。このような場合は、リダイレクトなどを利用することで携帯ユーザーをモバイルサイトに誘導するのが有効です。』(⇒検索エンジン最適化スターター ガイド)
それで、ピクトモバイルでは、上記の勧めに従い、次の機能を取り入れました。
- “Googlebot-Mobile”で判断する
- PCページから対応する携帯ページへリダイレクトする
詳しくは、携帯SEOの注意点をご覧ください。
《自然なリンク》
お店のサイトの管理者として知っておきたいSEOの基本は何ですか?
Googleで特に重視しているのがテキストリンクです。これはサイト管理者として行なわなければならない大切なSEOとなります。
Googleの言葉を引用します。
『他のサイトからリンクが貼られていると、クローラがサイトを見つけやすくなり、Google の検索結果で表示される可能性が高くなります。Google では、検索結果を表示する際に高度なテキストマッチ技術を使用して、それぞれの検索に重要かつ関連性のあるページを表示しています。ページ A からページ B へのリンクはページ A からページ B への票として解釈されます。「重要度」の高いページによって投じられた票はより高く評価され、それを受け取ったページを重要なサイトと判断します。
Google のアルゴリズムでは、自然なリンクと不自然なリンクを判別します。自然なリンクは、ウェブの動的な性質として、そのサイトがユーザーにとって便利で価値があると他のサイトに判断されると増えていきます。一方、不自然なリンクは、人気のあるサイトであると検索エンジンに見せかける目的で貼られます。』(⇒自然なリンク)
このテキストリンクを如何に増やしてゆくかがSEOの大きな課題となります。そのためのいくつかの方法を挙げておきましょう。
- サテライトサイトの作成
- 商品ごとの紹介ページの作成
- 相互リンク
- リンク集への登録
- 有料リンクの利用
- 中古ドメインの活用
- プレスリリースの発行
- ソーシャルブックマークへの登録
また、当社では、良質なSEO対策サービスを行っておりますので、お気軽にお問合せください。 ⇒ SEO対策サービス
《常時SSLの導入》
常時SSLの導入で注意すべき点は何ですか?
Googleは検索順位の決定要素としてSSLを考慮すると言っているようです。場合によっては、一切表示しなくなるともいわれています。正確な所は分からないのですが、無料のSSL(Let's Encrypt)がほどんどのサーバーで使えるようになってきていますから、いまは常時SSLを導入する良いタイミングですね。・・・ブラウザで警告が表示が出るのも嫌ですからね。
導入に際して注意すべき点はいくつかあります。
- 301リダイレクトの設定を忘れないこと
- canonicalタグの活用
スターターガイド
301リダイレクト
サイトを移動する時は301リダイレクトがすすめられており、これはSEOとして大切な知識です。
Googleの言葉を直接引用すると・・・・。 『検索エンジンの結果で表示されるページの URL を変更する必要がある場合は、サーバー サイドの 301 リダイレクトを使用することをおすすめします。これは、ユーザーや検索エンジンが正しいページにたどり着くことを保証する最善の方法です。301 ステータス コードは、ページが新しい場所へ完全に移動したことを意味します。』(⇒ 301 リダイレクト)
301リダイレクトの方法に関しましては、インターネットで簡単に調べることができますね。
正規化(canonical)
この正規化(canonical)の機能は動的ページを生成するシステムにとってきわめて大切な機能といえます。重複コンテンツを撃退などを参考にして下さい。
有料リンク
グーグルは自然なリンクという言葉を使い、検索エンジンの結果の操作を目的とした有料リンクなどのSEO対策を嫌います。そして、それを撃退しようとしています。
Googleの言葉を直接引用すると・・・・。『Google では、過度のリンク交換や購入したリンクでの PageRank の転送など、検索エンジンの結果の操作を目的としたリンクについては評価を下げるように努めています。PageRank を転送するリンクの売買を行うサイトをご覧になった場合は、こちら から Google までお知らせください。』(⇒有料リンク)
しかし、検索エンジンの結果をまったく「自然」に任せるわけには行かないのではないでしょうか。それを有料で行なってももちろん犯罪になるわけではありません。グーグルとの相性が悪くなるというだけのことですね。この辺は自己責任のもとに攻略法を考えてください。
中古ドメイン
期限切れ中古ドメインを活用する方法があります。この利点は過去のサイトの評価を引き継ぐという点です。うまく行けば、数ヶ月で元のページランクが回復するようですね。しかも、通常の料金で取得できます。しかし、価値ある中古ドメインを取得するにはある程度の技術(目利き)が必要になります。しかも、過去の履歴がリセットされる場合もあるようですね。(⇒中古ドメイン取得館 ⇒ドメインの履歴がリセットされる9つの条件)
国内IP分散サーバー
グーグルのクラスタリングの技術から見て、CクラスのIP分散がSEOに有効という考えが広まっています。しかし、SEO業者以外はそこまで気にする必要性はないという意見もあります(⇒IPアドレス分散とSEOの関係)。いずれにしましても被リンクのドメイン数は重要ですね。加えて、IPアドレスも分散させておきたいなら、たとえば、さくらインターネットを2週間ぐらいずらしてレンタルすると異なるIPアドレスが得られます(同じだったらキャンセルして、少し待ってからまた挑戦できます)。
プレスリリース
無料で宣伝してくれるサイトがあります(⇒プレスリリース配信サイト)。こんなサービスを活用しない手はありません。しかもSEO効果が期待できるのです。
ソーシャルブックマーク
Facebookやツイッター、はてなブックマークに登録すると被リンクが得られます。それは自然なリンクの増加につながりますから、SEO効果が期待できます。PCtoMobileにはFacebookのいいねボタンなどを自動表示する機能が搭載されています。⇒Facebookやツイッターの登録ボタンの自動表示機能